SASAKI BLOG

わかさぎ

2022/12/16

wakasagi
ささき
骨まで食べれるお魚「わかさぎ」🐟
唐揚げにして熱燗と一緒にいただきたいですね😋

冬釣りの代名詞とも言われるワカサギですが、漢字では「公魚」と書きます。
かつての常陸国藩主が、徳川11代将軍に年貢としてワカサギを献上して、公儀御用魚となった名残なのです。

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ワカサギ釣りと言えば湖の氷上というイメージもありますが、ワカサギの住み処は湖だけではありません。
生涯を淡水で生活する河川残留型と、成長して海へ行く遡河回遊型もいます。
遡河回遊型は、産卵の際に海から川を遡上します。

もともとは、島根県より北の日本海側、茨城県より北の太平洋側、北海道からロシアにかけて分布していました。
それが日本国内の各地で放流されるようになり、現在では、九州から四国、本州、北海道までの全国各地に分布するようになっています。

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わかさぎは通常1尾丸ごと揚げて食べるので、効率よく栄養を摂ることができます。
なかでもカルシウムは鰯の約10倍ですその吸収・沈着を助けるビタミンDも豊富なので骨や歯の強化に欠かせません。
イライラを抑える効果もあるのでストレスを解消したいときにもぴったりです。
ビタミン類も豊富で皮膚や粘膜の健康を保つビタミンB2や貧血予防の効果があるビタミンB12、
抗酸化作用により老化を伏せぐビタミンEなど含まれています。
その他にも鉄も含んでいるので鉄欠乏症貧血が起こりやすい女性にもオススメです。

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わかさぎと言えば天ぷらかフライです。
丸ごと食べることでカルシウムなどの栄養素がたくさん取ることができます。
内臓の臭みが気になる場合は下ごしらえの時に綺麗に取除きましょう。
また甘酢との相性もいいので南蛮漬けやマリネにも適しています。

 

主な栄養成分

ビタミンB2
(0.14㎎)
ビタミンD ★★★★
(2㎍)
ビタミンE
(0.7㎎)
カルシウム ★★★★★★★
(450㎎)

(0.8㎎)

簡単レシピ

わかさぎの唐揚げ

【材料】
わかさぎ   5尾
塩・こしょう 少々
片栗粉    適量
揚げ油    適量

【作り方】
わかさぎをさっと洗いキッチンペーパーで水気を取って塩・こしょうをふる
片栗粉を全体にまんべんなくまぶして170℃の油で揚げる。
わかさぎが浮いていい色になったら出来上がり!

わかさぎオニオンマリネ

【材料】
わかさぎ 20尾
片栗粉  適量
玉ねぎ  1個
醤油   大さじ3
酢    大さじ2
蜂蜜   大さじ1

【作り方】
玉ねぎをスライサーで薄くスライスして醤油・酢・蜂蜜をまぜたものに漬け込んでおきます。
わかさぎをさっと洗いキッチンペーパーで水分をふき取ります。
片栗粉をまんべんなくまぶして油で骨までしっかり揚げていきます。
揚げたわかさぎを直接玉ねぎが入った漬け汁に入れからめます。
お皿に盛ったら出来上がり。

季節の美味しいものを食べて、元気いっぱい寒い冬を乗り越えましょう😍

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