うなぎ
2023/8/4
夏の土用の丑の日にうなぎを食べる習慣は江戸時代に始まったといわれています。
特にビタミンなAと良質な資質である不飽和脂肪酸が豊富なことから、夏バテ予防や滋養強壮に優れた食材です。
ビタミンAは蒲焼1人前で1日の必要摂取量の3倍の量を取ることができます。
抗酸化作用により細胞の老化を抑制しがんや動脈硬化を予防する効果が期待できます。
不飽和脂肪酸のDHAやEPAにもコレステロール値を下げたり血液をサラサラにする作用があるため、生活習慣病を予防する効果があります。
その他にも、代謝を高めるビタミンB群や骨や歯を丈夫にするカルシウム、胃腸の粘膜を保護する「ぬるぬる」成分の
ムコ多糖類を含んでいます。なおうなぎの肝には身よりもビタミンAが含まれているので、好き嫌いあるかと思いますが食べてみてください。
うなぎの代表料理と言えばうな丼やうな重、蒲焼ですよね。
それ以外に、タレを付けずに炭火焼きしてわさび醤油で食べる白焼きや、蒲焼を細かく刻み卵で巻いたう巻などもあります。
ウナギにふりかける物といえば山椒ですよね。山椒は消化を助ける働きがあり、食欲の増進を促します。
また肝はお吸い物やタレをつけて焼いた肝焼として食べたりします。
ビタミンAが豊富な肝は夏バテだけではなく胃腸の病気や風邪の予防にも効果があります。
ちなみにうなぎの血には「イクシオトキシン」という毒が含まれています。
目に入ると結膜炎になり場合によっては失明する可能性もあります。
口に入れば下痢・吐き気などの症状が出ます。
安心してください「イクシオトキシン」はたんぱく質なので60℃以上で5分加熱すると無毒化されるので
蒲焼や白焼きでお腹をこわすことはないです。
主な栄養素
たんぱく質 | ★★★ (17.1g) |
---|---|
ビタミンA | ★★★★★★★★★★ (2,400㎍) |
ビタミンB1 | ★★★ (0.37㎎) |
ビタミンD | ★★★ (18.0㎍) |
ビタミンE | ★★★★★★★★★★ (7.4㎎) |
簡単レシピ
【材料】
ご飯 150g
うなぎ(蒲焼) 75g
山芋 75g
卵 1個
醤油 小さじ1
わさび 適量
【作り方】
鰻の蒲焼は温め好きな大きさに切る。
山芋の皮をむきすりおろし、しょうゆと溶き卵を混ぜ合わせる。
丼にご飯をよそい切ったウナギととろろとわさびをのせて完成。
【材料】
きゅうり 半本
水 小さじ1
酢 小さじ2
醤油 小さじ1/2
味醂 小さじ1/2
生姜おろし お好み
うなぎ 1/3
【作り方】
ボウルに水・酢・醤油・味醂・生姜をいれ混ぜる。
きゅうりを食べやすい大きさに切り塩もみをして水分をきる。
うなぎを温め、キュウリ混ぜておいた調味料を混ぜて皿に盛って完成。
夏バテしないように主食・主菜・副菜とバランスよく食べましょう🤩
土用の丑の日を忘れていて私は食べてなかったです😭😭😭
今からでも遅くないかな・・・