おくら
2023/6/30
原産地はアフリカ東北部です。
エジプトでは2千年前に栽培していた記録もあります。
日本には幕末期に渡来したといわれ、明治6年の記録が最初のものとされています。
以前は気温が高い地域で栽培されてきましたが、現在では全国的に普及しています。
切ったり刻んだりしたときに生じる独特の粘りはペクチンなどの成分で水溶性の食物繊維には調整作用や血糖値の
上昇を抑えたり、悪玉コレステロールの吸収を妨げる働きがあり、糖尿病予防にも有効とされています。
糖たんぱく質のムチンは粘膜の保護作用を持つ成分です。
器官や消化器全般、特に胃炎や胃潰瘍の予防に役立つといわれています。
たんぱく質の分解酵素を含んでいるためたんぱく質の消化を助ける働きもあります。
胃腸が弱りがちな真夏には体力アップのためにもたっぷりととっておきたい野菜です。
同じムチンによるネバネバをもつ山芋や納豆、なめこなどと一緒に組み合わせれば胃の粘膜を保護する働きがUPします。
オクラのうぶ毛が残っていると口当たりが悪いので調理前に塩を振ってまな板で転がす「板ずり」というワザを忘れずに!
主な栄養成分
ビタミンA | ★ (56㎍) |
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ビタミンE | ★★ (1.2㎎) |
葉酸 | ★★★★★ (110㎍) |
カルシウム | ★ (92㎎) |
食物繊維 | ★★★ (5g) |
簡単レシピ
ネバネバ和え物
【材料】
オクラ 3本
長芋 50g
納豆 1パック
かつお節 適量
醤油 大さじ1
【作り方】
里芋は四角に切る。オクラは茹でて2~3㎝くらいに切る
皿に納豆、里芋、オクラを盛り、かつお節をのせてしょうゆをかけて混ぜたらできあがり。
【材料】
おくら 10~12本
醤油 小さじ1
酒 小さじ1
鶏がらスープの素 小さじ1
塩 1つまみ
にんにくチューブ 2㎝くらい
片栗粉 大さじ3
【作り方】
オクラは水で洗い水気をふき取りヘタとガクを取り2~3㎝幅に切る
ポリ袋にオクラと醤油、酒、鶏がらスープの素、塩、にんにくチューブを入れ揉み込む
片栗粉をまぶし少量の油で揚げ焼きにしてサクッとなったら皿に盛り出来上がり
季節のものを食べて夏バテしない体にしましょう😁
みそ汁に入れたり天ぷらも美味しいですよね🤩
先日、実家から沢山オクラが送ってきたので、食べるのが楽しみです🥰